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HIV感染症はその疾患病期により、HIV初感染、慢性感染期、AIDS期に分けられます。大部分のHIV感染者は、発症後10〜15年で致死的免疫不全状態すなわちAIDS(後天性免疫不全症候群)に至ります。
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女性のクラミジア感染症は性的交渉により感染し、主に子宮頸管炎を引き起こします。感染が子宮卵管を経由して腹腔内に侵入すると、卵管炎、卵管周囲炎、卵巣炎、卵管周囲癒着などを発症し、卵管機能障害による不妊症を発症します。痛みの伴う急性期を除くと多くの例で症状は示しません。一方、妊婦が感染した場合、柔毛膜炎や羊膜炎が誘発され早産・流産の原因になったり、分娩時の産道感染により新生児に結膜炎や肺炎を発症します。このように女性のクラミジア感染症は、男性と比較すると症状は軽度ですが、複雑な合併症や後遺症を示します。またクラミジア感染は性器間のみではなく性器外性行為によっても感染し、オーラルセックスにより咽頭炎、扁桃炎など耳鼻科領域まで感染が波及します。
クラミジアによる男性の性病・性感染症の症状は尿道炎が大部分を占めていますが、急性精巣上体炎、咽頭炎、直腸炎なども認められます。また一部の前立腺炎への関与も議論されていますが関連性は明確になっていません。
コンドームの使用が最も有効です。またピンポン感染による再発の繰り返しを防ぐために、パートナーの受診、治療も同時に行うことが重要になります。クラミジアに感受性をもつ抗菌薬による治療を行います。感染した場合、マクロライド系、フルオロキノロン系の一部、テトラサイクリン系抗菌薬が、治療に用いられます。 経口、もしくは点滴での投与がなされます。原則的には投薬終了3週間以降のクラミジア検出検査でのクラミジアの陰性化の確認よって治癒判定が行われます。
初期の感染形態である子宮頚管炎で、半数以上に症状がみられないことから、問診による性病・性感染症の可能性を確認することが重要です。クラミジア検出のための検査法としては病原体核酸検出法(核酸増幅法)、特異抗体による抗原検出法、分離培養法、抗体検査などがありますが、臨床的に最も普及しているのは病原体核酸検出法(DNAプローブ法、PCR法、LCR法)です。検査は初尿またはスワブ検体(綿棒やスライドグラスに直接患部からの分泌物を採取する)を用います
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